創業は、江戸時代。スタートは製陶業から。
マルヨシの創業は、江戸時代。日本六古陶の一つである「常滑焼」を生業とすることから、その歩みは始まります。日常づかいの器から、工芸作品として評価される陶器まで、江戸、明治、大正、そして昭和まで長年に渡って製陶業を営み、老舗企業としての礎を築きます。
海外展開へ。そして雛人形事業の大成功へ。
昭和30年代から挑んだペーパーマッシュ人形作りでは海外の販路を開拓。欧米から注文を受け、マルヨシの技術は世界にも認められます。その後、雛人形作りにも着手。フィリピンのセブ島に工場を設立し、全国の雛人形メーカーに「雛人形の顔(カシラ)」を卸す事業を展開。最盛期には8割のシェアを誇り、業界の発展に多大なる貢献を果たします。
新たな価値創造をめざす挑戦が始まる。
長年続いた雛人形事業は、市場の停滞の流れもあり、完全撤退へ。この事業で築いた財をもとに、現在は新たな価値創造をめざすチャレンジを開始。さまざまな新規事業の可能性を探りながら、事業柱を育むためのトライアルを続けています。